■☆流木クラフト☆体験　内容説明

今回は、海ごみ回収で集めた流木を使い、皆さんが海洋ごみの問題について考えて頂くきっかけ作りのお手伝いをさせていただけたらと考えています。本来は流木は「自然の物＝海ごみではない」ですが、大きな流木は海を漂う過程でボートや漁船と衝突し、船体やプロペラに損傷をあたえる原因にもなっており、全国で毎年被害が出ております。また、砂浜に打ち上げられた流木は、海水浴の子供たちに怪我を負わせるなどの危険性もあり、場所やシーズンによっては回収対象となっております。集めた流木は主に可燃物として処理しますが、燃やすことにより二酸化炭素を発生させてしまい環境に影響を及ぼします。そこで、小豆島ふるさと村では燃やすのではなくアート作品へと生まれ変わらせてお客様に見て頂いたり、インテリアとして活用しております。

流木クラフトでは、小型の流木を活用し、キーホルダーやキーフックを作成していただきます。流木はこちらで準備いたしますが、お客様自身で海岸に行き、見つけたお気に入りの流木を使って頂いても構いません。

「流木クラフト行程」

①お気に入りの流木を選んでください

自分が作りたい作品にあった大きさや形を選びます。

②流木の掃除、成型

流木は割れ目に砂やごみが付いていたり、朽ちた箇所が残っていたりします。掃除と紙やすりなどを使い、形や表面を整えます。

③金具・紐の取付

キーホルダー・ストラップにするためにヒートンを取り付けます。キーフックは穴あけし、紐を結んだりフックを取り付けてください。

➃完成

ご自宅に持ち帰り、長持ちさせるためにニスなどを塗っていただけると光沢も出て長持ちします。

※海洋ごみには、漁具や塩ビパイプ、建築資材などの大型のごみも多く、これらは産業廃棄物となる為、高額の処分料が発生したり、運搬費、燃料費などの経費も年々増えてきております。参加料の一部は今後の海洋ごみ削減に向けた活動で使わさせていただき、持続可能な活動を目指して有効利用させていただきます。