- 2025.11.22
- いちご園から「そっと教えます」
小豆島ふるさと村いちご園から「そっと教えます」PART130
いちご園の減農薬の取り組み等々について
今の所、無農薬でのいちご栽培は難しく、当園では散布基準に沿っての防除(予防)を実施し、栽培しております。
その一環として、SNSで発信しました、以下のような天敵(生物農薬)放飼で、害虫密度を下げて害虫被害の低減をはかり、化学農薬の散布回数を減らしております。また、散布する農薬の一部も、品添加剤をベースとした物理的な作用(気門封鎖による窒息死)等の農薬に置き換えて散布しております。
先日、放飼しました葉ダニ、アブラムシの天敵、葉ダニについては、新葉に新たな加害の痕跡はありませんが、残存している可能性があるため、追加で放飼。アブラムシにおいては、密度がアブラムシ>天敵の状況で化学農薬の予防を回避するため、こちらも追加で放飼。

11月17日
11月初め、アブラムシに産卵・寄生するアブラバチ(天敵)のマミー(蛹)を放飼、ようやく次世代のマミーも見え始めましたが、まだアブラムシの密度が高いのか?、パラパラと新たな箇所に発生中。今週、追加で天敵を放飼し、果実等への被害を最小限に抑えたい。

11月7日
新たにコナジラミ類、アザミウマ類の天敵及び追加でハダニの天敵を放飼。これで予定していた年内の天敵放飼は完了。害虫の密度が高まらないように、💦お仕事💦お願いします。※この時点では、天敵放飼予定終了のつもりでしたが、11月20日に追加で放飼。
11月1日
夕刻に天敵が到着、活躍に期待して、3つのハウスに放飼。
小豆島ふるさと村いちご園から「そっと教えます」については、現在、SNSにて日々の詳細な栽培管理等を発信しております。
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