昨日、某テレビ番組にドトールコーヒーの名誉会長さんが出ていました。
ドトールコーヒー。僕も小豆島から高松に行ったときには必ず、文庫本片手に立ち寄ります。
安くてうまい、それがドトールコーヒーを選ぶ単純な理由なんですが、その会長さんがこんなことをおっしゃっていました。
客席の方から、「昨今の飲食業界による度重なる不祥事についてどうお考えですか?」という質問を受け、
「わたしどもは、いつも何が正しくなかったのか、それをまず一番に考えます。損得も大事だけれども、それはそのあとのこと。」
コーヒー業界で断トツの安さを提供するドトールは、損得よりも正しいことを追求している、それは意外なことでしたが、けれどよくよく考えてみると、人様の口に入るものを提供する立場にあるのなら、それは当然のことのはずです。
ふるさと村で一番大切なこと。損得よりも大切なこと。
それは「お客様に喜んでいただく」そのことにつきるはずです。
ふるさと村の損得は、僕個人のお給料に大変に関わってくる重大な問題ですが、でもやっぱりお客さんの喜ぶ顔が見たい。ふるさと村を訪れて、「なんだか得しちゃった〜♪」って思ってくれること、それが僕にとっての「得」かもしれません。