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小豆島ふるさと村いちご園から「そっと教えます」Part81

意図的に収穫時期を遅らすについての検証

 「そっと教えます」Part80で記載した、定植時期をずらして最初の収穫を遅らせる試みについて、トータル的な方向性の結果としては、最初の収穫を遅らせることより、一個でも多くの実を一シーズンで上げるかを考えた方がよいとの判断となりました。

 今回は最終の定植後、一ヶ月余り経った生育の現状結果について、報告致します。当初の意図した仮説である、定植を遅らすと、花芽も遅れるという事に関しては、「そっと教えます」Part79、ほぼ予想通りの結果として捉えております。

 特に顕著なのは、@最も早く9月20日に定植した苗と、Aもっとも遅く10月1日に定植した苗の状況で、@の苗における10月25日の花芽の状況と、Aの苗における11月5日の花芽の状況が、トータル的にはほぼ同じである。

 11月5日現在、@の苗は花芽以降に新葉がほぼ2枚出ており、Aの苗はほぼ花芽出現中の状況であり、この時期には新葉が5日〜7日のペースで、1枚出るという生育パターンからも符合か。

 さらに予想していた通り、花芽の出現と苗の大きさの問題も、危惧していた状況のようではあります。但し、この時期新葉1枚ごとにグングンと大きさを増すため、今後10日程度経過した時点での観察が、最終結果となりそうです。

 前段ほどではないが、5日ほど定植を遅らした苗についても、花芽出現時期は遅らした日数程度の差が見受けられます。その上、苗の大きさについては、気になるほどの差はないのが現状。


written by(j-f)

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2014年11月06日 09:02に投稿されたエントリーのページです。

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