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小豆島ふるさと村いちご園から「そっと教えます」Part40

特別美味しいいちごが楽しめる時期までもう少しです

 只今端境期(実出来る谷間)のど真ん中です。端境期が起こる要因について以下に説明いたします。

 1回目の実は基本的に7個実をつけており、早く花が付いた苗は年末に実がなくなったものもあり、3,4日に1個ずつ熟れていく計算で、およそ22日から26日経つと、実がなくなります。

 一方2回目の花は、1回目の花芽後5枚葉が出たら花芽になるのが基本です。但し、寒い時期は8日〜10日に1枚の割合で葉が出るため、次の花芽出現に6週間前後費やす計算となる。

 上の計算で行くと、1回目の頂果が熟れる頃、2回目の頂花が咲く頃になり、2回目の頂果が熟れるまでに、6週間から7週間を費やすため、同じ苗で考えると、1回目の実が22日から26日なくなるため、2回目の実が熟れるまで2週間前後実のない状態となります。

 この実がない状態が端境期で、1回目の実のように割と揃って実が出来ると、顕著にこの現象が現れ、その後も2回目と3回目にも現れますが、苗により少しずつ生育スピードが違ってくるのと、温度上昇等により回転がはやくなるため、それ以降は和らいできます。

 もうすぐ1回目の端境期は解消され、ゆっくりと生育した特別美味しいいちごの季節となります。

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2009年01月24日 18:03に投稿されたエントリーのページです。

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